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4.5度で急冷!キンキーンの“KANKAAN SAUNA(カンカーンサウナ)”

  • Sauna

ユヴァスキュラの中心部から歩いて約15分のところに

レンガ造りの建物

古いレンガが一層オシャレに魅せている

“KANKAAN SAUNA(カンカーンサウナ)”

ここは元々 製紙工場の建物の一つで

製品の運搬に活躍していた馬車の馬を飼っていた建物だそうだ

フィンランドでは馬の家まで素敵だ

入り口を入るとモダンなカフェ

外壁の古いレンガがむき出しになっている壁もあり

新しさと古さがいい感じに融合している

 

カフェのキャッシャーとサウナの受付が同じカウンターなのだが

このカウンター まるで薪が積まれているかのよう

レンガにコンクリートに木

異素材の使い方が上手な空間だ

タオル・ぺフレッティ・水着はレンタル可能

なんとVihta(ヴィヒタ)も購入できる!

公共サウナでヴィヒタを購入できるなんて嬉しくてワクワクする

Vihta(ヴィヒタ)とは白樺の若葉のついた枝を束にしたもの

サウナの中でこれを使って体を叩くことで

角質をとったり 肌に刺激を与えたり

何より香りが立つためリラックスできる

ぜひここに来たら購入して楽しんでほしい!

(白樺アレルギーをお持ちの方はご遠慮ください)

僕はVihta(ヴィヒタ)が大好きだ

 

ロッカーは柔らかい色味の木製

暖かい感じかと思えば

床はアスファルトの打ちっぱなしで冷たい印象

この空間の表現される温度差はまさに“サウナ”

このロッカールームは男女共用で

着替える時には壁についているカーテンを引いてカーテンの中を使う

ちょっと抵抗があるかもしれないが

このロッカールームもサウナも あまり大きく無いので

そもそも使用人数が限られている

なのであまり心配しなくて良さそうだ

 

このロッカールームにフリーで飲める水がある

ロッカーを抜けると 飲み物やメガネをかけるラックが壁に設置されていた

こういう気遣いはあると便利だし嬉しい

そして廊下 ここがかっこよかった!

ただシンプルなタオルをかけるフックが並んでいるだけなのだが

なんか良い

ライティングと打ちっぱなしの壁

白と天井の黒 この組み合わせが僕の好みだ

大小の二つのサウナがある

どちらも電気なのだが 雰囲気が全く異なる

大きい方のサウナは石造りのベンチと木の壁が

上手く組み合わさっている 10人くらい入れるかな

ストーブの大きさとライティングが雰囲気を高めている

小さい方のサウナではVihta(ヴィヒタ)を楽しめる

Vihta(ヴィヒタ)でバシバシ叩くと

優しい自然のアロマに包まれる

4~5人向けのこじんまりとしたこのサウナは

香りを楽しむにももってこいだ

嗅覚を大切にしている僕にとって

非常にリラックスした時間を過ごすことが出来た

自然のアロマと空間が 最高にマッチしたのもある

木で出来た壁は彫られ 素敵にデザインされている

ライトの感じもとても良くて

この施設全体の空間創りがとても心地よく好きだ

 

僕は通常あまり電気サウナを好んでいない

何だか物足りないことが多いからだ

ただこのサウナは電気だが 充分に満足できた

それはこの空間と空気感に満たされたからだろう

 

さてサウナで体を温めた後シャワールームに向かうと

フィンランドでも珍しい

“avant pool”が設置されていた

名前の通りavant(アヴァント)を体験できるプールだ

avant(アヴァント)とは氷を割って湖の中に入ること

これからの季節フィンランドの海や湖は凍りはじめる

冬には自然のavant(アヴァント)を紹介しますね

この日僕が体験したのは4.5度

サウナで温めた体で入水

この温度差 コンビネーションが最高だ

シャワールームの一角なので

両方のサウナから簡単にアクセス可能

 

外気浴は建物の外で出来る

街中なのだが外気浴スペースの目の前には大きな白樺の木

この一本の白樺の木がなんだかシンボルのようで

見とれながら外気浴を楽しんだ

avant pool(アヴァント)に入ってからの外気浴は

いつも以上にデトックスしている感覚だ

街中にあって湖や海のないサウナには

このavant pool(アヴァント)を置いて欲しいな

なかなかできない体験のできた最新サウナ

全ての空間がとても素敵なサウナだった

あ~ととのった

モイモーイ!

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