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歴史ある場所ではじめての体験!サウナの起源“Niemi kapee(ニエミカペー)”

  • Sauna

タンペレ政府観光局とユヴァスキュラ政府観光局・

中央フィンランド観光局のプロデュースでご招待頂いた今回のサウナ旅

 

ここからはフィンランドのサウナーと合流

“サウナコンケリ”のユハとマッティ

 

彼らは自転車でフィンランド全土のサウナを周り

その土地に根付くサウナの伝統や習慣を学び 研究

自分たちの“サウナセレモニー”を確立し

サウナ文化の継承に尽力している

 

彼らは本当にサウナを愛していて

サウナが人々にとってどのような存在であり

人々の日常にどれだけ大事な場所であるかを

熱く話をしてくれた

この深い話は彼らの“サウナセレモニー”として記事にするのでお楽しみに

彼らに出会って 僕のサウナに対する想いがさらに深まり

今の世の中に必要な場所だと確信している

 

さて彼らとのサウナセレモニーを行ったのが

ここ“Niemi kapee(ニエミカペー)”

もとはここに住んでいたカペー一族の家族サウナだった

1945年 はじめてサウナに火が入れられたのが始まりで

今では訪れるすべての人々をあたため癒す場所となっている

この場所はもとは島だったそう!水位が下がり

今のような半島の一部になった という歴史があるところ

 

この地域には“カタヤ”という木が沢山自生している

カタヤとは英語で“ジュニパー”と呼ばれ

ジュニパーの実は蒸留酒ジンの香り付けに使われるスパイスだ

 

カタヤには浄化作用があり

“力を与え否定的なものを除去する”ということから

白樺ではなくカタヤでヴィヒタを作り使っていた

カタヤは白樺とは違い松のようにトゲトゲした葉で

先が尖っていることから

鍼治療のような効果があり 肌に対して刺激的で

良いアロマが出る

カタヤヴィヒタは僕も今回はじめての体験

白樺のものとは全く違う使い心地だった

結構チクチク刺激があるのだけれど 案外いけた!

少し我慢すると…どんどん良い感じになる

細かいとげで軽く突かれるようなそんな感覚

ちょっとくすぐったさもあったかな

オススメは 膝の裏でヴィヒタを挟むこと

 

僕が入ったのは薪サウナ

小さなサウナ小屋は

入るとまず脱衣所がありその先にサウナがある

(↑脱衣所として使わせてもらったコテージ)

(↑薪サウナのある建物)

夕方だったが 外はまだそこまで暗くはないのに

サウナ小屋の中は真っ暗で ロウソクの灯りが頼りだった

この暗さがまた神秘的な雰囲気を助長する

 

カペー一族も こんな感じでサウナを楽しんだのかな

歴史を聞くと当時に思いを馳せてしまう

このサウナで使われているストーブは60年前のもの

アラビアのヴィンテージSAUNAマグに描かれているものと同じだ!

絵でしか見たことなかったので心の中で大興奮

(しかし彼らとのセレモニー中だったため声を出して騒げなかったw)

本当に使われていたんだな

実際に目にすると僕の中でさらにあのマグの価値が高まった

このマグ フィンランドでもなかなか見つからないのだが

アンティークショップで運命的な出会いをしたので

近日販売します!お楽しみに~!

 

僕が今回入ったサウナはこの薪サウナのみ

スモークサウナは施設を見せてもらった

こちらは2000年に造られた比較的新しい施設

森で自然と倒れた木などを使って建てられているので

実際に柱の木が曲がっていたりと

なかなか独特な空間で生きる力強さがある

 

Niemi kapee (ニエミカペー)は湖沿いに施設が点在しているので

自然の水風呂を楽しめ 外気浴も自然豊かで気持ちがいい

フィンランドのサウナを存分に楽しめるロケーションだ

 

外には薪で炊いたジャグジーもあった

ぬるくてお風呂文化の日本人にとっては少し寒いくらい

もう少し暖かい季節なら気持ちがいいかな

今回はサウナとジャグジー・レストランの利用だったが

Niemi kapee (ニエミカペー)では宿泊も可能でアクティビティもあるようだ

様々な滞在のアレンジが可能な施設

フィンランド人がサマーコテージに滞在するように

ゆっくりと少し長く滞在するのもいいな

モイモーイ!

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