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万博サウナ -太陽のつぼみ-

  • Sauna

今回、大阪・関西万博でトークイベントともう一つ楽しみいしていたのが万博のサウナだ。

 

国際博覧会の場にサウナが出展されるなんて、もはや日本はフィンランドに次ぐサウナ大国ではないかと、サウナ文化の浸透具合が伺える。

 

注目度も高く、当選倍率60倍と言われるほどの難関を突破した人しか入ることができない。

そんな貴重なサウナに、光栄にも入らせてもらえることができたので、いただいた使命をこのブログで果たそうと思う。9月7日お昼過ぎ、

万博会場の西の端に位置するサウナエリアに辿り着くまでにすでに汗だくで、奥へ奥へと向かうと、突き当たった先には太陽の光を集めるように柔らかい曲線が天へと伸びる。

まるで、咲くタイミングを見計らっているかのような、真っ白い蕾の先端だ。

 

まずは受付に集まり利用規約などに目を通しサインをする。

その後、更衣室で水着に着替え、専用のスリッパを履いて外に集合。

手に持って入れるものは、受付で配られたバスタオルとフェイスタオル、イオンウオーターが入ったメッシュのバッグとサウナハットだけだ。

 

「後で写真撮影の時間を設けていますから、携帯電話は置いてきてください」と。

色々と記録に残しておきたいと意気込んでいたが、ここで完全にデジタルデトックスできるのは、むしろサウナに集中できてありがたかった。

 

サウナゾーンに入る暖簾の手前で、スタッフから説明を受ける。

 

「これより90分間、11の項目に沿った“リチュアル(儀式)”を体験していただきます。」

 

これがサウナ師匠こと秋山大輔さんがコンセプトに掲げる“地球共感覚”の儀式なのか。胸が躍る。

空気を抱え込むように丸みのある白い膜が円錐状にそびえる、その中がサウナらしい。

本場フィンランドではたいてい木製の扉があり、中に入ると少し暗く落ち着いた空間になっている。

それとは全く異なる、真っ白な明るい空間は初体験だった。

順番にシャワーを浴び、高温に自信がある方は上段に、と促されるまま、もちろん上段に座らせてもらった。天井を見上げると大きな何かに包まれているような安心感。

サウナストーヴはフィンランドが誇るHARVIA製で十分の大きさだった。

 

眩いほどの白い空間に入ると頭の中も真っ白になり、現実空間から遠ざかる感覚がした。

とその時、ティンシャベルの音色で空気が変わる。

儀式開始の合図だ。

 

目を閉じる

太陽のつぼみオリジナルのアロマ水でゆっくりとロウリュが始まる

鼻から入る香りと耳に届くロウリュのしぶき

熱風を感じた

 

引き続き、音とナレーションが誘導してくれる・・・

 

「風が吹き雨を降らせやがて川ができ、海へと流れる」

 

すると、すぐ側で波が打ち寄せた・・・オーシャンドラムか。

奥行きのある空間演出にすっかり没入し、あっという間に1回目のサウナが終了した。3Dプリンターで作られた水風呂は初体験。

水温は16度の設定らしいが、外気温に温められた水風呂は20度弱くらいかな?柔らかくちょうど良いリセットとなった。

(そう、9月といえどこの日の気温はおそらく37度くらいあったであろう)

 

「ぜひ潜ってみてください、海を感じられます。」

 

本当だ!イルカやクジラの嬉しそうな鳴き声が聴こてくる。

これは“脳内ラッセン”  何度も耳まで浸かりその世界観を味わった。

外気浴と内気浴の選択肢があり、気になる内気浴を選んだ。

というより、早くこの中で寝転んでみたかった。

ひんやりとした硬い床に、エアクッションのマットが敷かれており、横になると体が浮くようだった。

さらに背中の中央がひんやりと冷たくなり、縦横無尽に風が吹き抜けた。一瞬、誰かが大きい扇風機でも当ててくれているか?と辺りを見回したがそんなものは無く、紛れもなく自然の風の戯れだった。

目を開けていられないほどの太陽の元、このクールダウンはご褒美以外の何物でもなかった。2回目のサウナ。1度目と同じ上段に座った。

 

ナレーションが「吸ってー吐いてー、呼吸を合わせましょう」と皆の呼吸を整えてくれる。

 

そして、「呼吸をしている自分の身体と向き合いましょう」と。

 

考えたこともなかったが、言われるがままに吸い込んだ空気の行方を確かめた。

目を閉じ、身体に意識を集中させて、何度も何度も深い呼吸を繰り返してみた。続いて、ロウリュが始まった!激しく唸るサウナストーン。

嵐や雷、自然界に起こる激しい鼓動を感じる。

マグマが目の前で噴火しそうな熱気と熱波!

まだまだ続くロウリュ…サウナ室のボルテージは最高潮に達する。

途中で数人がサウナ室から飛び出て行ったが、そこをグッと堪えて、僕はその激動に耐えた。

嵐が去り、風が通り抜けた。外に出てシャワーをしてから水風呂へ。

先ほどの水風呂の上から雨が落ちていた、雨を想う。

はぁ〜恵の雨だ。雨の音、水の存在に心が安らかになる。

今度は外気浴を楽しもう。

日陰のリクライニングチェアを選んで横になった。先ほどのような激しい風ではなかったが、海から届く自然な風がやさしく包み込んでくれた。

 

すると、心地よい音色が聞こえてくる。これはなんの楽器かな?

もはや瞼が重く開ける事が困難なほどリラックス状態だったため、されるがままにそのリラックス空間を味わっていた。

とその時、花の香りがフワッと届く。

アロマが染み込んだ白いガーベラを一輪ずつ手渡してくれたのだ。

 

あぁ、幸福だ。

命の祝福に心が満ちる。

 

飛騨高山の山の奥のライブサウンドが届いた。鳥の鳴き声、川のせせらぎ、風の音…

あぁ、繋がっているんだ。

世界は繋がっている。この瞬間もどこかで何かが生きているんだ。

 

“地球共感覚”元々サウナでは、素の自分と向き合い、頭の中のモヤモヤを整理し、心も体も軽くなり生き返る感じが好きだった。

今まで言葉にしなかったその感覚に、地球規模の壮大なストーリーを添えてくれた、そんな体験でした。

 

健やかにリセットされた自分の中から沸き出る感情は、

ただただ“感謝”しかなかった。

 

今ここに生きている喜び

生かせてもらっている環境

支えてくれている方々の温もり

与えられた役目

これからも自分らしく恩返ししていこうと心に誓った。Kiitos!!

モイモーイ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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