ヨキピンペラヴァ×MOISAUNA
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フィンランド中西部ポフヤンマー地方
僕がこの地をはじめて訪れたのは2020年の秋フィンランドの田舎らしい広大な農地の広がる先に
決して大きすぎない本社と工場があった
工場の裏にかかる川が印象的で 心地の良い空気感は
“工場”という僕の概念を大きく変えてくれた
良い意味でとってものんびりとした
フィンランドらしい空間だった1920年創業のフィンランド老舗メーカー“ヨキピンペラヴァ”
JOKIPII(ヨキピー)という地域に昔も今も本社工場をかまえるテキスタイルメーカー
社名ヨキピンペラヴァは“ヨキピーの麻”を意味する時代と共に生産加工拠点を移すメーカーが多い中
今もなおmade in Finlandにこだわり続けている
小さなファミリーカンパニーでありながら
だからこそワークマンシップが息づく麻織物
どこか僕のふるさと新潟 燕三条の職人さん達を感じさせた僕がヨキピンの麻織物に出会ったのは
行きつけのサウナで貸し出されているペフレッティ=サウナマットだった
これが僕がこの“メーカー”と“ペフレッティ”にこだわりはじめた全てのキッカケ
フィンランドではサウナに入る際に各自ぺフレッティを敷いて入るのだが
施設によっては使い捨ての紙のものが置かれている
実は僕もあまりこだわらず あるものを使っていたのだが
ヨキピンのペフレッティをはじめて敷いて入った時
僕のお尻が大喜び!なんというか心地の良い質感に
サウナの中で思わずメーカーを確認した
これがヨキピンと僕との出会いタオルとも違う この麻織物の心地よさ お尻の快適さ
ペフレッティはただの敷物ではなく“お尻のエチケット”であり
それは周囲にだけでなくお尻にも配慮されている
これがフィンランドのペフレッティ文化なのだ!僕のお尻の感覚はやっぱり冴えていて
僕がヨキピンにこだわる理由は 麻織物の質の良さだけでない
工場を訪れた際に 代表のTimo自ら案内してくれた真摯な彼の対応と人柄は まさにヨキピンペラヴァの全てであり
あの日あの場所で出会った全ての方々に惹かれてしまった
フレンドリーな雰囲気の中に 老舗メーカーとしての誇りと自信を感じ
その姿はとてもカッコよく
Timoに限らず 出会う社員の方々皆がそうなのだよき製品の作り手は素晴らしい人々
これはどの業界・業種にも言えること
この高鳴りをぜひとも日本のサウナーに届けたい!
そこでこの度 MOI SAUNAオリジナルぺフレッティを作っていただいたモノトーンの織り糸で織られた定番のものと
2022年8月7日に川崎フロンターレのイベント『かわさき水まつり』とのコラボで
青と黒の糸で特別に作っていただいた限定品まで!
水に濡れるとより色濃く文字がハッキリと浮かび上がり
僕はサウナの中でとても誇らしい気分になる
それはきっと職人さん達の手から紡がれた“プライド”を敷いているからだろう僕が惚れ込んだペフレッティは
フィンランドの美しい田舎で
一流の人々によって織られ
日本のサウナで 人々のお尻を喜びに包む
最高!
モイモーイ
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