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トゥルクのアミューズメントサウナ“Villa Järvelä (ヴィッラ ヤルヴェラ)”

  • Sauna

チームメイトのMIROオススメのサウナ

練習後のサウナで“週末トゥルク旅”の話を彼にすると

ここを紹介してくれた

彼は昨シーズンまでインテルトゥルク所属で

ここによく来ていたよう

練習後のサウナはととのえるだけでなく

コミュニケーションの大切な場だ

サッカー界もフィンランドらしいでしょ

 

サウナに続く道は 森の中

こんなところにサウナがあるの?

と何度も疑いながら 車を走らせた

街灯すらない 森の道は

鹿やトナカイに出会えそうな雰囲気だった

駐車場に停まる車が見えた瞬間 安心した


車から出ると 今度は建物がありすぎて

どこが受付なのかわからない!

ウロウロしながら探していたら

受付のサムさんが受付から出て来て案内してくれた

素晴らしきホスピタリティ!ありがとう

中に入ると暖かい暖炉があり くつろげるソファスペース

暖炉ではマッカラ(フィンランド人が大好きな大きなソーセージ)を焼ける

マッカラは受付で購入可能

サウナ終わりのサウナー女子達が

マッカラを焼きながらガールズトークに花を咲かせていた

おじさんグループも数人いたけど

このサウナは圧倒的に若者が多かった

1人というよりグループやカップルで楽しむ場所のようだ

湖畔にあるこのサウナは

“2019 Winter swimming place best in Finland”

にも選ばれており

冬には一週間で1500人も訪れるそう

男女混浴のため水着着用

水着着用のためぺフレッティはなし

もちろん自前を持参すれば使って良いが

フィンランドでは水着着用のサウナでは基本使わない

サウナは4種類 薪サウナが3つと電気サウナが1つ

男女別々のロッカー・シャワールーム

シャワールームから男女混浴の電気サウナでつながっている

 

1番大きなサウナは薪で約20人入ることができる

この施設で1番熱いサウナだ

サウナの前には看板がかかっていて熱さレベルが炎で示されている

まるで辛さレベルが唐辛子で示されているように

なんと!この大きなサウナは炎3つ!!

少し覚悟をしながら扉を開けた

入った瞬間 熱い!!炎3つに納得

縦長の室内 右側の真ん中付近に大きなサウナストーブ

室内のサイズの割に ストーブの存在感がしっかりあるので

ロウリュすると全体に一気に広がって

気持ちの良い熱さだ

座るための段差は2段だが やっぱり皆1番上に座る

ロウリュした蒸気は上にいくため

上に行けばいくほど熱くなる

これはフィンランドサウナの常識だが

皆熱くて気持ちの良い蒸気を求めて上を陣取るのだ

 

充分にあたたまって外に出た

ライトアップされた桟橋を歩いて自然の水風呂へ

この日の水温は4.5度 最高の温度差だ

僕はこの位の時期の温度差が好きだ

アヴァント(湖面が凍り穴を開けて入る)時期ほどの厳しさは無い

不思議なことに

この日の湖と以前入ったアヴァントプールの水温が同じなはずなのに

湖の方が柔らかい冷たさに感じた

これが人工と自然の違いなのかな

 

入水すると一瞬で全身が冷え つま先からキーンと痛くなり

一気に血管が締まる

これくらいの温度差だとそれが激しすぎなくて

僕にとってはちょうど良い

もっと寒くなり冷たくなると どんどん激しくなる

もう冬のはじまったフィンランドでは 外気も冷たくなっている

しっかりとサウナであたたまってから外に出ると

身体から湯気が立つ

これを見ると温度差を感じることが出来て気持ちがあがる

もちろん氷点下だともっとモクモクなのだが

5度を切る外気温でも充分湯気が立っていた

湖で頭まで浸かり さっとあがって外気浴

気持ちの良い冬の冷たい風が抜けていた

寒いはずなのに寒く無い

ポカポカしてくる感じと

ドクドクしてくる感じ これがたまらない!

近くにいたサウナー達に撮ってもらった写真サウナでは皆 仲間w

 

次は約6人入れる炎レベル2のサウナへ

小さなサウナなので順番待ちして入った

ここは座るところが大分高いところに位置していた

その為 ロウリュをどれだけするかで温度が大きく変わる

僕が入った時は おじさんサウナグループと一緒だった

さすがサウナー まあまあ激しいロウリュで結構熱くなっていた

僕の時は炎レベル2では無かったな

地元サウナーの洗礼をしっかりあびた!w

 


最後にテントサウナ

温度が低い分人気が無いのか ここは貸切状態

中は真っ暗で 薪の良い匂いが漂い 薪の炎が照明

あ~良い

低い温度でゆっくり入る 最高のリラックスタイム

いつまでもこの時間が続くような心地よさ

どのくらい居たのだろう

何も考えず ただただ炎を見ていた

非日常の空間

僕を導いてくれた店員のサムさんは

テントサウナが1番好き!と言っていたのに深く共感した

 

最後にジャグジーをと思ったら

大人気で入れなかった

テントサウナで“非日常”の空間を楽しんでいたから

ジャグジーでは“日常”に帰って来た感じがした

仲間とゆっくり楽しむのに最適だ!

なんだか楽しかったな

ここのサウナは種類も沢山あり

湖やジャグジー  暖炉でマッカラまである

アトラクションをたくさん楽しんだ後の

テーマパーク帰りのような そんな感じだった

 

帰りに気になったのはこちらのボード

訪れた人々の国をピンで指しているそうで

僕もしっかり日本のところに指してきました!

あ~ととのった

 

モイモーイ!

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