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フィンランドはもう夏休み!!

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フィンランドの学校は6月7日から長い夏休みに突入した

次の新学期は8月11日スタート

フィンランドの夏休みは2ヶ月以上!

学校が恋しくなってしまう程 長いのでは..?日本では卒業・入学シーズンは春

フィンランドでは夏休み前後の今になる

夏休みを前に

6月はじめの土曜日には各地で卒業のお祝いがされていた

 

道行く人々が朝からおしゃれをし

見ているこちらも清々しい気持ちになったたまたま僕が朝散歩をしていた周辺には

地元の小学校と中学校があり

着飾って出かける家族にたくさん出会うことが出来た

 

フィンランドの卒業で最も盛大にお祝いされるのが高校の卒業

“以前Vappu(メーデー)の時に高校卒業の証である帽子を誇らしく被る”

という文化を紹介したが

まさにこの帽子をもらう高校の卒業は

やはりフィンランド人にとって特別なことのようだこの日は卒業式に参加した後

自宅などで友人やこれまでお世話になった人たちを招くパーティーが開かれる

 

18歳で成人として扱われるフィンランドでは

高校卒業のパーティーが親が子供にしてあげる最後の催しと位置付けられているそう

ちなみに結婚式は基本的には子供が親を招待するカタチとなる

 

以前僕もこの卒業パーティーに呼んで頂いたことがあるのだが

そこには親戚だけでなく幼稚園の頃の先生や

仲の良い友人 ・両親の深い友人まで

たくさんの方が招かれていた

 

これまで多くの方に支えられ

大切にされてきたこと

そしてこれからも決して一人ではないこと

 

そんなことを子供自信が実感できる空間で

非常にあたたかくて幸せに包まれた時間だった

素敵な文化だなと今でも鮮明に覚えている

(もしかしたら特に盛大なパーティーだったのかもしれないが..)当然 皆が同じ卒業の日にパーティーを行う為

「年によっては非常に忙しくパーティーのはしごになるんだ!」

なんて話も聞いたことがある

 

それでも卒業に至るまでの子達の成長を知る人たちにとっては

喜びで胸がいっぱいになり

“おめでとう”を伝えに向かうんだそうだ

一輪のバラを携えて

 

そう卒業の日が近くなると一輪の大ぶりの美しいバラが

店先にたくさん並ぶ

そして皆このバラを手にしている

花屋さんだけではなくスーパーにすら並んでいた今年はコロナウイルスの影響でパーティーを自粛する家庭も多いそうだが

ワクチン接種の進むフィンランドでは

既に僕の年齢(30代)までが接種可能対象年齢になってきている

 

そのため新学期の始まる8月頃までパーティーを延期する家庭など

考え方や対応は様々

 

この日は公園でパーティーを行なっている姿もたくさん見かけた

あちこちでお祝いムードの卒業シーズン

僕は関係者ではないけれど

街行く人たちから嬉しいパワーをたくさんもらった

 

卒業おめでとう!

2ヶ月以上にもなるフィンランドの夏休み

始まる前には子を持つ親から悲鳴とも取れる声が聞こえてきた

子供は休みだが 大人は違う

さすがに2ヶ月間も仕事が休みになることは無い

 

夫婦で休みをずらしたとしても

どうにもこうにも埋められない長さ!w

有り余る子供達のエネルギーと学びの時間を

どのように捻出し良い時間にするのかは

親の工夫が試される様だ

 

フィンランドでは様々な団体が子供達向けのサマースクールを開催している

僕の所属するHJKでも通常のサッカースクールとは別にサマースクールがあるようだ

丸1日 サッカー漬けの1週間などw

通いのものもあれば 泊りがけのものもあるそうで

人気のものはまだ寒い2月の申し込み開始と同時に枠が埋まるものも多いそう

 

森を歩いて様々な昆虫を見つけに行ったり

このご時世でなければ海外に向かうものまで

本当に多様なプログラムがあるようだ

 

このような学外での学びの時間が

この国の教育レベルの高さの一つに繋がるのかな連日の好天気により

フィンランドはすっかり夏の陽気

まさに夏休み!!

 

モイモーイ

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