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ストライキ“学校から先生が居なくなる!?”

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先生達のストライキ

フィンランドでは15日(金)より18日(月)までイースターで学校はお休み。

当初、休み明けの火曜日から先生達がストライキに入る可能性がありました。

 

先生達がストライキに入るということは、学校から先生が居なくなります。

つまり、学校が休みになるということ。日本に比べ、ここフィンランドでは“ストライキ”はもう少し身近なもの。

ストライキでトラムが動かない日があったり、飛行機が飛ばなかったり、、人々の生活に直結するような事も普通に起こります。

この時点で、日本では考えられないことかもしれません。“ストライキ”は、働く人々が自分たちの権利を主張する一つの当然の手段として、社会で受け入れられているのだと思います。

 

今年の1月にはフランスで先生達のストライキが実際にあったようです。

これは新型コロナウイルスに関係するものだったよう。日本よりも欧州では活発ですね。

 

今回のフィンランドにおける“先生達ストライキ”は、交渉が続けられることになり、今のところ延期になりましたが、交渉決裂すれば5月3~9日の期間に実際にストライキに入る予定です。前回フィンランドで先生のストライキがあったのが1984年、今から40年近く前のこと。

 

フィンランドでは今回、幼稚園・小学校・中学校・高校の労働組合に入っている教師たちが、給料の賃上げに関し交渉中で、さらにストライキを計画しています。

フィンランドでも尊敬されている職業の先生ですが、私立の先生と比べると給料があまり上がっていないそうで、現場の先生達は少なからず不満はあるようです。

 

実際ストライキになると、先生が学校にいないので生徒もお休み。

学校は休みになり子供は嬉しいかもしれませんが、子を持つ親にとっては大問題!

幼稚園も含まれる為、子供の面倒で仕事を休まなければなりませんし、もしくは人を雇う必要も出てきます。このニュースはフィンランドで大きな関心事となっていますが、まだ2週間ほどストライキまで時間が出来たので、“話しはまとまりストライキは起きないでしょう”という現場の先生の中でも楽観的な意見としてあります。

 

どうなることやら。

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