ヴァンター空港で働く“コロナ検査犬”
- Lifestyle
フィンランドの空港では新型コロナウイルスの検査犬が活躍している
このニュースは既に昨年の秋に日本でも取り上げられていた
僕はまだ出会っていないこともあり実感が湧かなかったのだが
先日 日本からフィンランドに戻られた方から
空港でのコロナ検査犬の体験談を伺うことができ
彼らの活躍を伝えずには居られなくなった
コロナ検査犬の正確性はなんと96%にも及ぶそう!
現在フィンランドへの渡航時には日本のPCR検査で陰性の証明が必要であり
到着後72時間の隔離後 再度PCR検査を実施する措置が取られている
コロナ検査犬ではまだ証明書の発行が出来ない為
PCR検査の代わり!とまではいかないようだが
その場で検査結果を即時に教えてもらえるので
到着後に専用カウンターに寄るのは“安心と確認”の為にも良いなと思う
しかも時間はかからず ササっと検査が可能らしい
日本からの長時間フライトの後でも負担にならないのは非常に嬉しい点だ
検査の方法はこうだ
空港の専用カウンターで布のようなものを渡され首の周りや脇を拭き取る
その布をカウンターに提出すると
カウンターの裏に待機している検査犬が布を嗅いで検査してくれる
その場で結果を紙に記載され検査終了!カウンター越しのため 実際に検査犬に会うことは叶わないようだが
「到着した人々の為に働く検査犬が 愛おしくなる」
と実際に検査を受けた方が話をしてくれた
わかるな〜姿が見えなくても可愛くて愛おしくなる気持ち
検査犬の制度をあげる為サンプル提出への協力も行われているよう
検査犬が正式に証明書を発行出来るようになれば
出入国のハードルももう少し下がると思う
期待してるよ検査犬!
労働環境や権利を非常に大切に考えるフィンランド
オフィスワークでの残業のイメージは全くない
空港で働く方々はもちろん
その権利は働く犬にも適用されている
その為コロナ検査犬も労働時間外は働きません日本からの便も到着が遅ければ検査犬に会えないそう
“働く犬の権利”
こういうところを当たり前に大切にできるフィンランドという国
改めて素晴らしいなと思う
人も犬も自分の能力を最大限に発揮出来る環境が整っている
フィンランドではそれが当たり前
それは働く人や犬への敬意があるからかな
“世界一幸せな国”
紐解く鍵の一つかもしれない
そんなことをコロナ検査犬の活躍から考えることとなった
僕も次の空港利用時には会えるといいな
モイモーイ!
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