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ムーミンの青空図書館

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Töölö(トーロ)湾沿いの公園にムーミンの世界が広がっている

夏至祭のイヴの日に

フィンランドの真夏のお祝いとして

ムーミン谷の遊び心や雰囲気が表現された青空図書館が

Hesperia park(ヘスペリアパーク)に創られた噂を聞きつけ訪れてみると

まさに絵本の中に迷い込んだような世界が広がっていた

 

僕もよく散歩するこの公園は(以前紹介したホームメイドベーカリーの近く)

Töölö湾沿いで景観もよく非常に心地よい公園だ

 

自然が美しい公園だからかな

ムーミンの世界があまりにも自然に溶け込んでいたここは“青空図書館”

木で出来た本棚にはトーベヤンソンのムーミンシリーズはもちろん

フィンランド語だけでなく 英語の本も並んでいた赤ちゃん向けのものから大人向けのものまで

図鑑や写真集もあった

 

決して多くない本の数だがバラエティが豊富で

誰もが楽しめそうだ

 

どの年代の人でも思わず手に取り本を広げてしまう

そんな優しくて可愛らしい雰囲気作りは

さすがムーミン!さすがフィンランド!

僕も思わず足を止め 本を開いてしまった一人だ

他には隣にある遊具に遊びにきていた子連れのお母さんたちが

読み聞かせをしていた

このお母さんの読み語りがとても上手で驚いた

言葉はわからなくてもそれわかるほどの上手さ!!

夏至祭のイヴにヘルシンキの地元の人々と創られたこの空間は

主に使用済みのものをアップサイクルして建てられているそう

この試みに参加することは環境について考え体感することにつながると

そんな意味も込められている↑(いかがですか?夏至祭2021 )

 

今の時代ならではのメッセージも込められたこの図書館は

夏至祭イヴ(6月25日)から7月4日まで10日間の開催だ

 

フィンランドの図書館は日本の図書館とは少し違う

ソファが置かれカーペットが敷かれており

広々と取られた空間では寝転んで読んでいる人もいる

それぞれが自由に本を読む時間を楽しめる環境だ

 

図書館の数が非常に多く 身近であるという紹介は以前投稿したが

まさにこのイベントでも改めて認識させられたモイモーイ!

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