ヘルシンキでトナカイと遭遇?!
- Lifestyle
年が明けてからフィンランドを賑わせていた!?ニュースを1つ。
ヘルシンキ市内でトナカイと遭遇する事件が多発!!
フィンランドとはいえ、普通に生活していて、トナカイと出会うことなんてそうある事ではありません。
森でも鹿やウサギなどの動物を見かけることはありますが、
トナカイはラップランドなど特別なエリアに行かない限り見る事はできないのです!
また、そのほとんどが家畜のため(管理されたトナカイ達ですね)、首都ヘルシンキでトナカイが散歩している!というのは大事件、大きなニュースということです。
ヘルシンキ警察の北ハーガ付近で運転する際は“トナカイとの事故に注意”のツイッターが。
Hämeenlinnanväylän varrella Pohjois-Haagan kohdalla liikkuu poro. Alueen autoilijoilta toivotaan erityistä varovaisuutta liikenteessä. Jos tiedät, kenen poro on karkuteillä, ilmoita hätänumeroon 112. #poliisi #Helsinki pic.twitter.com/LbPOFbMaDa
— Helsingin poliisi (@HelsinkiPoliisi) January 7, 2022
結局、この迷子のトナカイは週末に警察が出動し、無事オリンピックスタジアム近くで捕獲されました。
偶然にも、アトム君のホームスタジアムのすぐそば!
トナカイくん、会いに行ったのかな~。
このトナカイは去年の春に生まれた子トナカイで、
長く散歩をし過ぎたためでしょうか。
かなり弱ってしまったそうで、ヘルシンキ市内にあるコルケアサーリ動物園の野生動物病院で手当を受けています。
ただみんなの疑問は山トナカイなのか森トナカイなのかということ。
家畜なの?野生なの?どこから来たの?
【一般的には】
・山のトナカイ(TunturipeuraトゥントゥリペウラまたはPOROポロ)は特にラップランド地方で家畜として飼育。
サンタクロースのソリを引いているイメージですね。
・森のトナカイ(Metsäpeuraメッツァペウラ)は野生で、昔フィンランドでは狩りによって絶滅しそうになったトナカイ。
今現在フィンランドでは約4500頭ほど生息。
この迷子トナカイ、動物園のスタッフがDNA検査をして調べた結果、“森トナカイ”ということが判明しました。
つまり、野生のトナカイだったのです。
現在もコルケアサーリ動物園で療養しています。(2020年2月4日現在)
早く元気になってお家に帰れると良いのだけれど。
トナカイの大冒険だね。
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