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フィンランドの空が一番灰色な日(Vuoden harmain päivä)

  • Lifestyle

カラフルな紅葉の季節が終わり人々が、次の長い休み“クリスマス”を待ちわびるころ

フィンランドは曇りがちな日が続き、やわらかなグレーの空に包まれます。統計によるとヘルシンキは11月、完全に曇っている日数が21日!

つまり、ほとんどの日が曇り!

空は灰色、灰色、灰色、たまに少し青空そして灰色です。

そんな心も曇りがちになりそうな季節を楽しんで過ごそうと考えたのが「ロンケロ」で有名なHartwall社。“毎年11月の第2土曜日は、一年で一番灰色な日

2021年は11月13日。

この日はグレー色の暖かい服を着て友達と出かけよう。

気の合う仲間と一緒にバルコニー、庭、テラス、フィンランド中どこでも。

オリジナルロンケロで灰色の空へ。太陽のあるテラスはいらない。乾杯!

                  Hartwallのページより”

 

ロンケロとはジンをグレープフルーツと炭酸で割ったアルコール飲料で酎ハイのような飲み物。

色はやわらかなグレー。

パーティの席やサウナの後に飲んだり、レストランやバーには必ずある国民的アルコールです。1952年のヘルシンキオリンピックにあわせ販売が始まったロンケロ。

レトロな感じの水色のパッケージに細いストライプが入ったこのデザインは、オリンピックスタジアムの陸上トラックのラインなのだとか。

当時から、今も変わらないデザインとレシピです。

これから益々寒さも厳しくなるフィンランド。

厳しくて、少しセンチメンタルな季節を楽しむ秘訣は、やはり仲間や家族との楽しい時間。

 

焚き火を囲んで、サウナで温まる。その傍にはマッカラとロンケロ。

これがフィンランド流。

キッピス!!(乾杯)

 

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