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フィンランドの冬至

  • Lifestyle

2021年12月21日 冬至

フィンランドではこの日を境に “明るくなる!” 大切な日

北緯60度に位置する僕の住む街ヘルシンキでは

本日の日の出が9:24 日の入りが15:13

日照時間は6時間を切る

 

僕がここに住んで驚いたことのひとつが太陽の位置だ

冬至の正午の太陽がこちら手に届きそうな程 低い位置を進む太陽に驚き

その光の強さがとにかく美しい

 

11月12月は“グレーの日”

曇り空が続き

心が沈みそうになる程

そんな日々を超え ご褒美のような太陽の光が

今日のヘルシンキには降り注いだ

 

フィンランド人ですら 冬至までは

“暗くて厳しい” と皆 口を揃えて言う

しかし非常に面白いことに この日を境に

“これから明るくなるね!”と笑顔で話すのだ

いや まだ全然暗いけど..と思うけれど

 

どんどん暗くなる日々から 明るくなる方に変わるだけで

気持ちも前向きに変わってくるようだ

それ程 太陽が貴重で 太陽の大切さを感じざるをえないのが

北緯60度を超える世界なのかなと太陽が出たことにより寒さは厳しくなったが

だからこそ広がる美しい世界

空の抜けるような澄み切った青さは

吸い込まれるように魅入ってしまう

 

とにかく厳しい北欧フィンランドの冬

今年は近年稀に見ぬ寒さを記録しているが

寒いからこそ経験できる美しい世界がここにはある

 

ちなみにフィンランドでも最北端のリゾートのあるSaariselkä(サーリセルカ)は北緯68度

ヘルシンキから飛行機で約1時間半

ここはこの時期完全に日のあがらない極夜を経験することができる

この写真は極夜の昼間の景色2015年12月 オーロラを求めこの地を訪れた時に見た空の美しさは

今でも忘れられないな

この旅は僕の初めてのオーロラツアー

もちろん毎晩オーロラを見ることが出来

ここから僕のオーロラファンタジスタがスタートした!

 

フィンランドを訪れる機会があれば是非太陽を見て欲しい

その光の強さはもちろんだが

季節によって大きく変わる太陽の位置も

フィンランドという国を感じる面白い視点のように思うモイモーイ

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