クリスマスの終わりの日“Loppiainen(ロッピアイネン)”
- Lifestyle
1月6日
キリスト教における“クリスマスの終わりの日”
フィンランドでは国民の祝日だ
年明け2日以降は 通常通り街は動いているが
学校関係が7日スタートの為
ここまでクリスマス休暇をとる人もいるよう
フィンランドではこの日にクリスマスツリーを片付ける
以前 紹介したようにフィンランドのツリーは本物のもみの木が一般的
クリスマスが終わったらもみの木はどこへ..?
田舎暮らしや自宅を持っている人たちは もみの木で焚き火をする
雪の中 クリスマスツリーで焚き火をしながらマッカラ(太いウインナー)を焼く
また自宅に薪サウナがある場合は サウナを温める燃料になるのだろう
脳裏に思い描く光景が 想像以上のフィンランドで溢れていて
クククッと笑みがこぼれる
ヘルシンキのある集合住宅ではクリスマスが終わると
クリスマスツリーを集めるところが事前に張り紙されていた
ここのエリアは新規開発エリアでゴミステーションが少し特殊の為
広場に場所が決められていた
他のエリアではツリーはゴミ置場に積まれゴミとして処理されていく
僕のイメージではなんとなく何かに再利用されるかと思ったが
そんなことはなく クリスマスで役目を終えるよう
この日に友人宅を訪れるとツリーは既に片付けられていた
実は家の外にも もみの木が思ったより積まれていなかったから気になったのだ
すると彼女は
“葉が落ちてはじめて掃除が大変だから年越し前に片付けてしまった”と
まさに本物の木ならではの理由!
彼女だけでなくそんな人も今では多く
この日は特別な休暇というよりもいつも通りの休暇という感覚が強そうだ
キリスト教の祝日の為 調べてみると様々な言い伝えや教えがあるようだが
今日にも残る特別な儀式等は
既に日常からは遠くなっている気がする
フィンランドではツリーだけでなく街の中やお店 自宅の装飾まで
クリスマスが終わってもそのまま残されている
さすがに“メリークリスマス”の文言は無くなり
“ハッピーニューイヤー”に変わっているが
その他はこの日までは基本的にそのままだ
日本ではクリスマスが終わると一気にお正月モードに街が切り替わるから
そのあたりの感覚は全く違う
大聖堂のツリーはこの日の練習後 お昼に見に行ったが
まだ美しくそこにあった
この日を境にいよいよクリスマス気分も終わり本格的に日常が戻る
僕のチームも4日からチーム始動した
ホリデーもここまでか!と気合を入れ直す
今年も楽しかったなぁ〜フィンランドのクリスマス
モイモーイ!
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