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ククル湖(Kukuljärvi)ハイキング -Kukul Lake Hiking-

  • Lifestyle

歴史あるストロムフォルス製鉄所の村から、息を飲むような9.3kmのハイキングアドベンチャーを体験することが出来る。

ククル湖(Kukuljärvi)ハイキングコースは、変化に富んだ地形と赤い道標を備え、かつての鉄道線路沿いの緑豊かな古い区間を時計回りに進んでいく。ストロムフォルスへの道を渡ったら、旅の最も素晴らしい瞬間のはじまり。

4つの岩場からなる高い崖を登り、最も高い場所は海抜55メートル。ロープと階段が整備された区間からは壮大な地平線の景色を眺める。

 

森を進むと、急峻な湖岸と絶景の展望台が特徴的な絵のように美しいククル湖(Kukul järvi)に到着する。南東岸には、小さな崖の上に建つ可愛らしい小屋があり、グリルをしたり、軽食を楽しんだりするのに最適な場所だ。近くには桟橋があり、爽やかなひと泳ぎも楽しめる。

ストロムフォルスで働く方のオススメのスポットはまさにこの桟橋からのひと泳ぎ。

 

休憩エリアを出たら、トレイルを進むか、牛飼いヤッコ ブラント(Jaakko Brandt)の史跡、ブラン洞窟に進むか選ぶことが出来る。

 

ブラン洞窟(Brannin luola)は地元の人々や専門家に石器時代から人が住んでいたと考えられている。20世紀初頭、牛飼いのヤッコはこの洞窟を夏の住まいとして使っていた。彼があたたかい住まいに帰るのは冬の厳しい天候が訪れた時だけだった。1940年代後半にこの洞窟を訪れたボルジェ ブロアスはこのように語っている。

 

-洞窟の中には大釡と火床の跡が残っていて、外には鉄線で作られた名前の看板もありました。

 

戦争後、このエリアの森での牛の放牧は禁止されている。自然を満喫するハイキングもいいが、この土地の歴史を感じる往復1kmの旅に出かけるのも面白い。

狭い洞窟の入り口は、長さ5m、高さ数メートルの部屋へと続いている。ハイキングに進むと更に自然は深まり、歩いていると蛇にも出会った。

水辺のハイキングは常に開けていてとても清々しい。好みの岩場を見つけて腰を降ろして湖を眺める。ただ美しい世界に、時が止まる。僕の日常は自然の側にある。それでも、ここは心地よさが別空間だった。ハイキングアドベンチャーの締めくくりには、ストロムフォルスを訪れ、ご褒美の食事やドリンクをミュリーレストラン(Myly Restaurant)で楽しむのがおすすめだ。

美しい自然の中、歴史ある村で身体を休める。キュミ川を眺めながら、テラスで過ごす時間は最高の贅沢!

 

ストロムフォルスには多目的宿泊施設Bed & Bistroも併設されており、サウナに入ってゆっくり宿泊することも。フィンランドの「アマゾン」キュミ川でのパドリングなど、今後のアドベンチャーを計画するのに最適です。途中で泳ぐのも楽しいので、水着をお忘れなく!

 

→ククル湖(Kukuljärvi)ハイキングコースHP(日本語訳もあります)

 

 

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