HJKヘルシンキ “スオメンカップ優勝”

2020年10月3日(土)

Suomen cup(スオメンカップ) 2020 決勝

vs FC Inter Turku

2-0 ○

アウェイ　Veritas Stadion

HJKヘルシンキ　カップ戦14回目の優勝

スタメン出場

まず スオメンカップとはフィンランドサッカー協会が主催しているので

日本でいうところの天皇杯に近い位置付けだ

 

決勝の舞台となるスタジアムは僕の中ではあんまり良くない印象がある

負けや自分のプレーがあまり良くなかったり…

 

でも今日は違った

32歳最後の日 最後の試合だと思うと気合が入った

良く動けていたし オフェンス・ディフェンスはバランスが良かった

そしてもう一つ 相手には日本人選手がいたのもある

絶対に負けられないという思いで奮闘出来た

 

決勝の舞台で日本人対決が実現出来たのは僕にとっては嬉しい出来事

それは 僕が前にフィンランドリーグにいた時は想像もしていなかった

2018年 一度Jリーグに戻った頃に

日本人がフィンランドでプレーしているという噂は聞いていた

“フィンランドリーグ初の日本人”として今回の対戦は感慨深いものがあった

今後もっと増えていくことを願っている

 

あとはリーグ戦でもう一度トロフィーを掲げたい！

帰りのバスの中では アウェイゲーム後恒例の食事“ピザ”だ

何種類か用意してくれている中で今回は“カンタレッリのピザ”にした

旬だからね

カンタレッリ(アンズタケ)とは フィンランドの森に自生するキノコで

見た目が黄色く見つけやすい

とても香りのよいキノコで皆が好きな秋の味覚だ

 

森と自然と共生しているフィンランドの暮らしでは

夏のベリー摘みが終わると次はキノコ摘み

森に自生している恵みは摘んでも良いという文化なのだ

ただし キノコ摘みは必ず詳しい人と行ってもらいたい

なぜなら 毎年必ず数名は誤って命を落としていると

以前聞いたことがある…

 

スタジアムに着いたら もちろんみんなでパーティー

今回 選手達は入らなかったが

スタッフはサウナに入ってピッチで外気浴

最高だな～

僕は朝一でサウナへ行こう！

そして33歳になった僕「おめでとう」

 

モイモーイ!