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フィンランドのこだわり素材が体にも美味しい“Alfons Pizza”

  • Cafe & Restaurant

街歩きの楽しいエリアPunavuori (プナヴオリ)から南に少し進んだ先に

こだわりのピザ屋さんがある“Alfons Pizza(アルフォンスピザ)”だ

昔ながらの建物が並び 雰囲気のある街角

比較的大きなクリーム色の建物が 冬の澄んだ青空に映えていた評判を聞きつけ訪れた日曜日

13時の開店と同時に入ると優しい紳士が微笑みながらドアを開けてくれた

「Tervetuloaテルヴェトゥロア(ようこそ)」

 

階段を一段下がる店内は

木とレンガが基調のシンプルでどこか温かみのある空間

晴れていたこともあり

店内は道路よりも低い位置にあるにも関わらず

明るい光がしっかりと差し込んでいた

建物のコーナーに位置するため L字の窓

2面から差し込む光はなんとも気持ちがいい

レジのすぐ近くの席に着くと早速メニューを持ってきてくれた

せっかくなのでウエイターのMarinella(メリネーラ)にオススメを聞き

 

ALFONS’MARGHERITA(マルゲリータ)とBOSCAIOLA(ボスカイオラ)を注文

ピザを待っている間に先ほどの紳士に話しかけてみると

このお店のオーナー“Tapani(タパニ)さん”だった

僕 持ってるんです!(分かる方には分かってもらえるはずw)

Alfons Pizzaがここに店を構えて6年

イタリアンピザのスタイルを持ってきているのではなく

全て“Alfons Pizza”のスタイルだ!と言い切る自信が気持ちが良い

とにかく素材にこだわっており

ピザの生地にはスペルト小麦(古代小麦)が半分くらい使われている

 

今話題のスペルト小麦!

通常の小麦の原種にあたり人工的な手がほとんど加わっていないこの小麦は

健康面から非常に注目されている

“体に良くて美味しい”これに特にこだわっているんだと話す彼

 

こだわりは生地の小麦だけでなく

野菜はヘルシンキ近郊のオーガニックの畑から

ソーセージはすぐ近くの小さなお店で手作りされているもの

全て彼の目に見えるところにある素材を使っている為

聞いていてとても安心した

 

オーナーはピザ職人Torres(トーレス)も紹介してくれ

彼の手仕事を近くで見させてくれた

レジのすぐ隣でリズミカルにピザを作る

とても綺麗な丸いピザだ

淡々とピザに向かう真面目な彼の姿から

出来上がりの美味しさを想像するのは簡単なことだった


僕の頼んだピザが運ばれてきた

熱々でチーズやソーセージがジュワジュワしている

見た目も綺麗なピザ

ALFONS’MARGHERITAのトマトベースは酸味と甘みのバランスが良く

モッツァレラチーズがとにかく美味しい

フィンランドの乳製品のレベルは高いと僕は思う

チーズもバターも美味しいものが多い

ここのモッツァレラチーズも味が深くて美味しい

 

BOSCAIOLAはWhitePizzaと呼ばれベースにトマトが使われていない

こちらで使われているソーセージが先ほど紹介した手作りのもので

ラム肉とローズマリーのソーセージ

とにかく美味しいと聞いていたのでまずはソーセージだけで

しっかりとしたラム肉で作られているようで

食べ応えがありラム肉の味わいが噛めば噛むほど出てくる

ただ 全く臭みが無い

聞いていなかったらラム肉だとはわからなかったと思うほど

ローズマリーも強すぎないので 抵抗なく誰でも楽しめる

 

当然こんなに味わい深いソーセージの使われたピザは美味しいに決まっている

生地も分厚く無いので 食べやすく

気が付いたらペロリだった

ピザを食べていると後半少し重く感じることもあるのだが

ここのは全くそんな感覚はなく

味は深いのにいくらでも食べられそうなほど軽いピザだった

 

これがスペルト小麦の生地の特徴なのかな

素材にも余計なものが入っていない

安心安全のピザだからこそ 体への負担が無いのだと

僕の体が教えてくれた


街歩きの途中 少し疲れたらぜひ立ち寄って欲しい

日曜日には通常メニューだけだが

金曜日にはランチのメニューもある

ピザが2種類 その他スープも選べた

この時にも嬉しい出会い

秋田犬の4ヶ月の赤ちゃんが看板犬をしていた

人懐っこい秋田犬の“ボビ” 可愛かったな

ドッグフレンドリーなお店のポイントは無条件に上昇

テイクアウトにも対応しているので

旅のオプションに

身体に優しく美味しいピザ

僕も通う おすすめだ

モイモーイ!

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