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フィンランド国立博物館の裏にある通いたくなるパン屋さん“Helsinki Homemade Bakery”

  • Cafe & Restaurant

パンが無性に食べたくなったオフの日曜の朝

美味しいパン屋を検索するとほとんどが日曜休み

日本と違いフィンランドでは日曜日に休みのお店は多い

 

特に個人のお店はほとんどが定休日の為

事前に営業時間をチェックするのは必須だ

僕は米どころ新潟の出身 朝は基本的にはご飯派だ

その為 朝にパンを食べるのは少し特別なこと

そうとなれば 益々美味しいパンが食べたくなる

フッと思い出したお店がここ

“Helsinki Homemade Bakery”

街歩きをしている際に気になっていて 友人からの評判も上々

僕のスタジアムからも近く 街からのアクセスも良いロケーションだ

 

フィンランド国立博物館の裏に位置する

最寄りは駅はトラムの“Kansallismuseo(国立博物館前)”

嬉しいことにここは日曜日も朝の8:30から営業している

こんなお店フィンランドではなかなか無いから

旅する方はぜひ覚えていると重宝するはずだ

“BAKERY”とデカデカと書かれた看板にプレッツェルのモニュメントが印象的な外観

小さなお店にはイートインスペースは無いが

4月頃からはテラス席が用意され一息つける様になる

冬の今はテイクアウト専門

 

角を曲がってお店のある通りに入ると

風に乗ってパンの焼けるいい香り

お店の中は更に幸せな香りが漂っていて“美味しいパン屋さん”だと確信した

 

ちょうどレジの後ろ 僕の目の前のオーブンでシナモンロールが焼かれているところだった

このお店ではシナモンロール・カレリアパイ・バゲットは1日に2回焼かれている

タイミングが合えば焼きたてのシナモンロールに出会える!

もちろん全てが手作りなので そこら辺で食べるものとは全くのベツモノ

パン職人のヴァルツさんにこのお店のオススメを聞くと

「決められない、全部だよ」

と嬉しそうに微笑みながら答えてくれた

 

この時期このお店で大人気の“Laskiaispulla”(ラスキアイスプッラ)”が

ちょうど出てきたのでお買い上げ

ピーナツのソースと甘すぎないクリームがフワフワの生地と相性抜群

ここの“Laskiaispulla”は今まで食べた中でナンバーワン!

このお店をMOI SAUNAで紹介したいと彼に伝えると

カレリアンピーラッカを手に取り

「ここのピーラッカは他の大量生産されているものとは味が全然違うから試してみて!」

とおまけで入れてくれた

これも 僕のイメージするピーラッカとは全然違くて

中のミルク粥の塩味がちょうど良く ミルク粥の臭みの様なものは全く感じられない

食感もグチャッとしていない為 カレリアンピーラッカが苦手な人でもぜひ試してみて欲しい

 

日替わりパンもあるので 僕も足しげく通うことになりそうだ

ちなみに土曜日のブルーベリースコーンも全くパサつきがなく

しっとりとしていて美味しかったし サンドウィッチも最高!

暖かくなったら ここで買ったパンを片手にトーロ湾をお散歩..

こんなコースまで想像してしまう♪

 

日替わりパンは下記の通り

木:Traditional Rye (伝統的なライ麦パン)

金:Sweet-sour (甘酸っぱいパン)

土:Multigrain (雑穀粉を使ったパン)

日:Saaristolaisleipä (甘味のある黒いパン)

土日:scones banana bread (スコーン・バナナブレッド)

 

ここで使われている食材はマーケットで仕入れた地元のもの

オーガニックの小麦粉はヘルシンキ近郊で作られている

地元に根付いたヘルシンキで1番小さなパン屋さんには

ヴァルツさんの人柄と雰囲気 そして美味しいパンで溢れている

(↑お店セレクトの食材も販売されています。)

 

完全にここのファンになった僕

WaltやUber eatsが使われる昨今

こうやって人と話すことが少なくなってきているが

僕はこうやって人と出会いストーリーが見えることが

嬉しくて 楽しい

 

美味しいパンのお陰で良い休日を過ごすことができた

モイモーイ!

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