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フィンランドで食べられる本格寿司“Sushi Wagocoro 和心”

  • Cafe & Restaurant

“職人さんの握ったホンモノのお寿司が食べられる”

これは都市の価値をあげると僕は思う

 

世界にはたくさんのお寿司屋さんがあり

ヘルシンキにも“SUSHI”と書かれたお店は沢山見かけるし

スーパーでもお惣菜として購入できる

 

日本の食文化が世界に認められ浸透するのは嬉しい反面

“寿司職人の握るホンモノのお寿司”をフィンランド人にも味わって欲しいな

そう常々思っている

 

どんなミシュラン星付きのレストランよりも

ホンモノのお寿司屋さんに出会えることの方が

日本人の僕にとっては興奮するものだチームメイトによく聞かれる

「美味しいお寿司屋さんはどこ?」

決まっていつも自信を持って紹介するお店が

ホームスタジアムからも徒歩圏内にある“和心”さんだ寿司職人の小市さんが握るお寿司は全てにおいて安心できる

味・鮮度・想い

ここはまさにヘルシンキにある日本のお寿司屋さん和心さんの一番のオススメは“Omakase”

その日のベストなネタを握りや巻物で出してくれるおまかせセットだお寿司のネタはフィンランドサーモンがベースになっているのだが

そのアレンジがとにかく豊富!

炙りサーモンも塩麹・味噌・塩・マヨネーズなどで

飽きることなく満喫できる工夫がされている

 

このアレンジはフィンランドで店を構える和心さんならではの楽しみの一つじゃないかな..

でもやっぱり僕はシンプルな炙りサーモンが一番好きだけどねw

 

小市さんが一番好きだという“納豆巻き”

実は僕も大好きで 追加で頼んでしまうモノの一つだ

はじめは全く売れなかったという“納豆巻き”も

小市さんの“大好き”という情熱から外せないメニューだというw

和食は好きでも納豆だけは苦手..そう話すフィンランド人は少なくないもんな

日本と同じく海に面しているフィンランドだが

魚の種類が豊富な日本と比べ

バルト海の一番奥だからなのか

フィンランドで一般的に食べられている魚の種類は決して多くはない

 

それは素人の僕でもわかるレベル

スーパーや市場の魚を見れば一目瞭然だ

日本は豊かな環境なんだな〜とつくづく実感する

 

そんな限られた海産物の中でもお客さんを満足させたい

という小市さんご夫婦のプライドと探究心の詰まったお寿司の数々は

日本人の僕でも大満足だ!実に美味しい!!

 

日本人には馴染みのないアレンジもあって

それは“フィンランド人にとって馴染みのないネタをいかに美味しく食べてもらうか”

小市さんご夫婦が追求した賜物なのだ

例えばイカに特製ソースがかけられていたり炙られていたり..新しいアレンジ寿司に触れることで

寿司職人としての想いはもちろんだが

フィンランド人にとってどのような食材に馴染みがなく

どのような味・工夫ならば親しめるのか

という事を味わいながら学べるのもまた面白い

 

日本人なら子供でも知っている“イカ”や“タコ”には全く馴染みがなく

足が何本か聞いてもわからないんだよ

そう思うと食べるのに抵抗があるのも分かるようなw

異文化の発見も旅の醍醐味だよねさらに和心さんには

外国でよく見かける“インサイドアウトの巻物”は無い

あるのは日本の常識“ 海苔が外側に巻かれた巻物”だけだ

これも小市さんご夫婦のこだわりの一つだそう今や外国人にも広く認知されている巻物だが

“インサイドアウトの巻物”を=“お寿司”と認識している人も多いと感じ

あえてメニューから外して

巻物は日本式の細巻き太巻きだけにしているのだ

 

これは“本当の日本のお寿司を知って欲しい”という小市さんご夫婦のポリシーで

今では八割が地元フィンランド人の常連さんという和心さんで

日本式の巻物を当たり前だと思ってくれるようになったそう

 

日本の文化をしっかりと伝える

その中で “美味しい”と心から満足してもらうために

ご夫婦で追求し続け創り上げられたお寿司屋さん

きっと想像以上のご苦労があったに違いない

そんなお二人の情熱を肌で感じることができるのも和心さんの魅力だ旅の途中に一息つける場所

日本人なら入った瞬間の酢飯の香りに

ホッと心が落ち着くことだろう

お店で食べても良いし

テイクアウトしてトーロ湾を眺めながら公園で食べるのも良いな

 

オーダーしたお寿司を待つ間

是非とも小市さんご夫婦と話をしてみて欲しい

お二人との時間がきっと旅や人生を深めるはずだから

 

モイモーイ

 

※大将の小市さんを深掘りする記事は追って公開いたします!お楽しみに♪

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