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フィンランド出身の北欧デザイナー“Saana ja Olli(サーナ ヤ オッリ)”

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彼らと初めて出会ったのは2018年

阪急百貨店のイベントで担当の方に紹介された

あまりにもナチュラルな二人が なんだか大阪とはかけ離れていて

少し心配になる程 穏やかでセンス溢れる森の妖精のようだった 2020年 MOI SAUNAのプロジェクトが始動したとき

僕はワクワクが止まらずにロゴを考えていた

イメージは出来るのだけど 何だかしっくりこない

その時にフッと脳裏に浮かんだのが

彼ら“Saana ja Olli(サーナ ヤ オッリ)” だった

インスタグラムでダイレクトメッセージを送ると

彼らも僕を覚えていてくれた

 

MOI SAUNAへの想いとロゴの作成依頼をすると

快く引き受けてくれた

その時のことを彼らに聞いてみると

会ったことがあるので僕(亜土夢)のイメージも出来るし

何より自分たちにとってサウナはとても身近で大切なもの

だからこの依頼を受けるのは自然なことだった と話してくれた 初めて会った時はほとんど会話もしていないのに

僕も彼らもお互いがフィットすることを感じ合えていたことが嬉しいし

やっぱり“会う”というのは大事だなと思ってしまう

ネットは便利だが 会うことで感じ合える空気感を

僕は大事にしていきたいな

 

彼らから提案されたロゴは何パターンかあったのだが

ピンっときたのがMOI SAUNAの現在のロゴ

直感的に惹かれた

彼らが大事にしている手書きのこだわり

人間が生み出す有機的なタッチはゆるさと温かみがある

まさにMOI SAUNAが人々の日常に寄り添い

幸せのあり方を届けたいという想いにフィットする

人が生みだす温かさこそ 幸せの象徴だ 彼らの哲学を聞くと

さらに彼らの人としての温かさを感じる

耐久性durability

持続可能性sustainability

現地生産local production

 

デザイン・プリント・縫製・包装などのすべての製造プロセスにおいて

フィンランド南西部で彼らの目の行き届く範囲で行われる

フィンランドでの生産により仕上がりはもちろん最高品質

地域での雇用も経済も活性化される

 

“フィンランドを愛し 人を大切にする”

彼らにとっては自然なこと

これはすべての基礎であり

彼らの子供や孫世代が生物多様性の世界に生き続けること

これを叶えるために我々は行動し働くことが義務なのだと

そう話す彼らがかっこ良く

ただオシャレなのではない彼らに

敬意を持ち さらにファンになった 今回 彼らの自宅とオフィスにお邪魔して

ゆっくりと沢山の話を聞くことが出来た

郊外の自然の中にある素敵な邸宅は

元々は小学校だったそう

教壇がソファになっていたり

古いオルガンがそのままだったりするのだが

あまりにもセンスが良すぎて 小学校だなんて全く分からない

彼らの世界観が広がった空間は

家の中にも植物が沢山並び

古いものがしっかりと手入れされ

新しいものと美しく並んでいる

オシャレなのはもちろん あたたかくて 優しくて 心が緩んだ

 

デザインする上で大切にしていること

“何にでもフィットし 何にでも使え

今だけを考えず 何年経っても色褪せない”

というのを聞いて大きく納得した

ものを長く大切にするフィンランドらしいし

彼らのポリシーを感じる 実際にMOI SAUNAでも様々なシーンでロゴを使い 合わせている

試しで当てはめてみてもいつも絶妙にフィットするのだ

“何年経っても色あせないデザイン” まさにこの言葉を体感している

 

彼らと話せば話すほど

MOI SAUNAのロゴを Saana ja Olli にお願いして良かったと思った

フィンランドの思想はもちろんだが

何より彼らの世界観が好きでたまらない

近いうちにまた一緒に何か出来たらいいな 日本のイメージを聞いてみると

平和で有機的な雰囲気 だと

自然豊かで人の良い日本

やはりフィンランドと どこか似ているところがあるのだ

だから多くを話さなくても通じ合えるのかな

モイモーイ!

 

■■Saana ja Olli(サーナ ヤ オッリ)■■

フィンランド出身のデザイナーカップル

デザイン賞の受賞歴も持つ実力派のカンパニー

彼らは仕事 作品において 誠実さ・時代を超越する事・人間の感性

この三つに重きをおいている

今 彼らの創り出すコレクションは大陸を越え

世界中の様々なプロジェクトに携わっている

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