フィンランドを代表するブランド“Iittala・Arabiaデザインセンターストア vol.1”
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空に向かってまっすぐ伸びる煙突
歴史を感じるこの建物は
この街の フィンランドのモノ作りの象徴Arabia地区の歴史は古く
1550年6月12日 ヘルシンキの街がつくられる際に
中心とされた場所(今でも6月12日はヘルシンキのお祭りが行われる)
1873年この地でスタートしたArabiaは
今では世界中の人々に好まれるフィンランドを代表するブランドだここに来るとワクワクする
色とりどりのガラスと陶器が並ぶ沢山のショーケース
明るい店内に鮮やかに広がる色が美しく
僕を元気にさせる
色のパワーってすごい
フィンランドに来るまでIittalaのことArabiaのことは
僕はあまり知らなかった
しかしここで生活していると自然と僕の生活に馴染んでいた
どこの家庭でも必ず使われているしレストランやカフェでも普通に目にする街を歩けば ショップもあるしアンティークショップにも所狭しと並んでいる
決して特別なものでは無く フィンランドの人たちの日常
実際に触れて使ってみると素敵なデザイン性だけでなく
使い勝手も良く とてもタフ
みんなが日常使いするのが理解できる歴史が古く ものを大切にする文化のため
アンティークのものも含めると 膨大なデザインに出会える
好きなデザインを探す楽しみにも魅了されている
今回Arabia地区にあるこのショップからインスタライブをさせてもらった
ショップで働く板垣さんに商品の説明をしてもらうと更に愛着がわき
職人さんが実際に吹いて作っていると聞くと その想いを感じながら商品を手にとるようになった
一つ一つ異なる厚み 手触り
モノ作りの“ストーリー”が知れると見え方がまた少し変わったIittalaは今年で創業140周年
そんな記念すべき年に この地で関われたことが非常に嬉しい
(ライブの様子はMOI SAUNAのYouTubeで後日みることが出来ます)
インスタライブで僕が本気で悩んだ商品が
アルヴァアールトリミテッドエディション
〔Vase archive shape〕
昔の製法の木型を使って作られた通称“ブーメラン”
140周年に合わせて 140mmの高さで作られたもの
なんと発売初日には深夜組がいたそう!
フィンランドでも高く評価されているこの商品
市場にはほとんど出回らなく
かつてはオークションでとんでもない高額取引がされたデザイン
今回はその復刻だ
かっこいい〜やっぱ欲しいな!
ここのお店は以前アウトレットだったので
その名残を残してガラス製品の“ユニークカラー”というB級品に近い商品も置かれていたB級品に近いといっても色味が少し違ったりする程度のものなので
むしろ 好みの一点物に出会えるかもしれない
今後廃盤になるものや期間限定の商品で時期が過ぎたものは“Special finds”というコーナーに置かれている
かなりお得な金額設定で どちらも掘り出し物探しが楽しめる昔に比べると数は減っているが その代わりにヴィンテージの買取販売がはじまっている
“サスティナブル”という言葉を目にし耳にする昨今
こちらでも新しい取り組みのひとつだ
(この新たな取り組み等についてはvol.2で詳しく書きます)
日本でも大人気の“ムーミンマグ”
現行のデザインがズラッと並ぶとコレクターでない僕でも テンションが上がるから不思議だ
中には高額で取引される昔のデザインの物もあるほど
コレクターの多い商品の一つ
全部揃えてる人ってどれくらい居るんだろう
ふとそんなことを思った
ムーミンはキャラクターものだから子供向けかな
そんな風に考えてしまう僕の思考を店舗のテーブルコーディネートが軽く覆した
組み合わせ方によっては 全く子供っぽくない
ここの店舗の楽しみの一つが
沢山のインテリアやテーブルコーディネートを見ることができる点
広大な店舗には 商品を使った沢山の提案がされている
好みのテーブルコーディネートを見るとついつい商品が欲しくなるだけでなく
自分の持っている商品との組み合わせをイメージしやすいこのコーディネートを楽しみに
お店にフラッと立ち寄るフィンランド人も多いのだとか
フィンランド人の家庭に呼ばれた際 いつもテーブルコーディネートが素敵だなと思う
きっとこういうところからインスピレーションを受けているんだなちなみに現在このお店のディスプレイを担当しているのが
今回お店を紹介してくれた板垣さん
この空間を日本人である彼女が手がけていると聞くと誇らしいとともに 良き刺激をもらった
(板垣さんの紹介も近日公開!)
“買い物をする”それ以上に“フィンランドデザインと歴史を感じる”
そんな経験ができるのがこの場所だ
街中のショップでは無く
この地に来るからこそ感じるTHE フィンランド
少し時間をとってゆっくり訪れて欲しい場所だ
モイモーイ!
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