命を守る“リフレクター(反射板)”
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いや~、暗いなぁ。
11月そして12月はヘルシンキでは16時前に日が沈む為、15時過ぎには暗くなってきてしまいます。
おやつの時間にサンセットですよ?
クリスマスのころまでは日が毎日短くなっています。
これを日々体感するほどのスピード感!
フィンランドは日本よりも北に位置するので余計に暗くなるのを早く感じます。
そして日没が早いなら、日の出は遅くなる。最近では9時頃にやっと明るくなってきます。
通勤通学の時間は、朝も夕方も真っ暗なんです。これが北欧フィンランドの11月の現実です。
フィンランド人ですら、11月はとてもネガティブな表現になるんですから。
この時期は特に運転中、運転手からは歩行者の認識が遅くなります。
フィンランドでは残念ながらこの時期の車と歩行者の事故が少なくありません。
その為、暗い中では安全のため“反射板”を付けることが推奨されています。
“リフレクター”ともいいますが。
この反射板、実はフィンランドが発祥なんです。ご存じでした?
あまり日本では見かけないかもしれませんが、こちらではよく身につけて歩いているのを見かけます。
コートにつけていたり、カバンやベビーカーに付けていたり、散歩の犬の首輪、警察の騎馬隊の馬にもついてます。コート全てがリフレクター!なんて商品も出てるくらいです。ちなみに僕はリフレクターで出来た手袋を持っていますよ。
フィンランドでは安全のため夜間や暗い季節に道路を歩くときにはリフレクターを付けるように義務づけられています。かといってつけていないと罰則があるわけではありませんが身の安全のためみんなつけています。ここ数年種類も増えてキーホルダーはもちろん、ステッカー、マグネットなどなど。形もいろいろあって動物、植物、キャラクターの形、雪の結晶の形と色々あってアクセサリーとしても。
反射板によっては反射が弱かったりするのもあるので是非CEマークの入ったものしっかりしたもの、よーく見ると写真のようなマークが見えるのでこのあたりお勧めしまーす。
この暗い時期出かける際は特に車気を付けてくださいね。
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