ヘルシンキフェスティバル×ヘルシンキビエンナーレ
- Art & Design
Helsinki Festival x Helsinki Biennial
フィンランド最大の芸術祭
大聖堂の前に出現した Janet Echelman(ジャネット・エチェルマン)の1.78
19日の夜 ヘルシンキの象徴ともいえる大聖堂の前で
“Aerial sculpture” 光と音の壮大なショーが開催された
8月19日からはじまったHelsinki Festival(毎年開催)と
6月12日より先にはじまっていたHelsinki Biennial(隔年開催)のコラボレーションの舞台
フィンランド北部の先住民族サーメの歌手Hilda Länsman
音楽家Tapani Rinne Tuomas Norvioによって音が創られ
Janetの芸術が音に合わせて変化する自然に吹く風と全ての芸術が共鳴し合う空間がとにかくカッコよかったJanet EchelmanのAerial sculptureの世界観は
この日の前に青空のもと楽しませてもらっていた
空に浮かぶ色とりどりのネット
風に吹かれ まるで大きな波
“あれはなんだろう”
たまたま通りかかって見つけた空に浮かぶ波
吸い寄せられるように その波の下に立った
すると不思議な音
波を見ながら音を聞いていると
海底に立っているような そんな錯覚がしたヘルシンキの島 Vallisaari(ヴァッリサーリ)島の水の中の音の世界
そしてまさにこの場所に吹く風
これらが空の上に舞う色とりどりの光で表現されている
Janet Echelmanの“光と風で変化する芸術”だ
この世界観に惹かれたので改めて足を運んだ19日の夜
僕の想像とは全く異なる新しい舞台に興奮し魅了された神聖な大聖堂の前に響く先住民族サーメの歌声は
辺りを不思議な世界に変化させ
音楽と共に魂に響いてくるようなそんな感覚青空のもと僕が眺めたネットとは全く異なる表情の波
光が生み出す色はあまりにも鮮やかで
薄暗くなった空に浮かび上がっていた
これはとにかくみんなに見て感じて欲しい
細かく計算された動き変化する芸術作品は
たくさんの気づきと創造性を深めてくれる
可能性は無限に 自然と共に8月19日から9月5日まで街中で様々なイベントが催される
はずだった..Helsinki Festival
新型コロナウイルスの感染拡大が再度懸念されているヘルシンキ
それに伴い多くのイベントのキャンセルが発表されてしまった
規制が始まる前夜の19日に開催されたこのショー
地球からのメッセージを受け取る時間にも感じられた
不思議な時間だったな
モイモーイ
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