コンテナサウナ“LÖyLyKONTTI(ロウリュ コンッティ)”
- Art & Design
- Sauna
ガイドの前田順さんとよく晴れた日に訪れたカフェNokkalan Majakka
(この店の紹介はまた次回にでも)海岸沿いのカフェから見えたフィンランドらしい光景
凍った海に陸から歩いて行く水着の人たち
そう アヴァントですまだまだ海が凍っている冬の晴れた日
これは近くにサウナが!?と話していたら見つけてくれました 順さんが!!!
少しずつ暖かくなっていた頃だったので急いで予約
アヴァントと澄んだ冬の空気は特別だから予約を入れたのは朝の9時から1時間
オフの日に順さんと早朝から車を走らせ郊外へ
駐車場を出て林の中を海に向かって歩いていくここは夏場には海水浴場になる海辺のため 木で建てられた脱衣所がいくつか見える
その中に異彩を放つ黒い箱
サウナだ
見た目は本当に“コンテナ”なのだがマットな黒だからだろうか
自然の中にあっても違和感はなく むしろ調和がとれているようだった海までは少し離れているが 林の中にしっかりと根がはられているようだ
看板も目印もない為 見つけた時は安堵感も重なり 更に特別だった
このサウナを造ったのは“寒中水泳の仲間達”
寒中水泳の練習をするのに 冬はやはり一度しか水に入ることが出来ない
しかしサウナさえあれば何度も水に入り練習ができる!
そんな意識の高い仲間達で造られたのがここのようだ市に3年契約で場所を借りその後は2年延長オプション付き
サウナのあるエスポーはヘルシンキの西側に隣接する都市
この都市には寒中水泳ができる場所が9箇所あり そのうち6箇所が海沿いのようだ
しかしサウナが併設されているのはたった1箇所のようで
彼らは新しくこの場所に寒中水泳の為サウナを造ったそうだ
地元新聞でも紹介されていたこちらのストーリー
このサウナを通して願い 動くことは実現につながると再認識させられた
今回の予約は1時間
コンテナサウナは1時間単位で予約が可能で1人10ユーロ
同じく1時間単位での貸切予約も可能だ (料金の詳細は記事の最後備考欄にて)
予約時間の1時間前にメールとSMSでその日のドアコードが送られてくる
コードを入れてドアを開けると 小さなスペース
この時点で既に暖かい 広さは全体の4分の1程度だろうか
小さなベンチが置いてあるが 空間としては大人2人でいっぱいな程だ
ここでは井戸のような水を汲めるものもあり
ロウリュする水をここで用意する
これも今まで見たことがない形式でアクティビティ感覚だった
飲料用では無いので 喉を潤す水は事前に持参!
サウナとの境はガラス1枚だけ
サウナの温度はかなり高くて110度 このスペースも暖かいわけだただ 外気がまだまだ寒かったこの頃
暖かいこの空間がまずは心地よかった
この空間の中のフックには脱衣所の鍵がかかっている
脱衣所は残念ながらコンテナから外に出て 海水浴場の木製の脱衣所を使わなければならない
まあ寒いwそしてこの脱衣所はまさに“THE シンプル”
本当にただの箱だw
貴重品boxなどは当然ないので 小さなバッグのようなものがあると便利かな
この時期はシャワーがないので着替えてそのままサウナへ
夏なら海水浴場のシャワーが使えるようだ
前置きが長くなったが“コンテナサウナ”は想像以上に最高だった
サウナに入り座ると
林と凍った海 そして美しい朝焼け
大きめの窓は開放感があり 美しい“今”を感じるには十分だった最高の朝ウナ
ロウリュすると一気に温度が上がる
同時に外に出ていく蒸気がみえたロウリュした時 温度が一気に上昇し 体感は大きく熱くなる
その瞬間 僕は鳥肌が立つことがある
まさにこれが気持ちいい
ちょっとマニアックかもしれないがこの感覚共感してくれる人いるかなーw十分に景色とロウリュを楽しみ いざアヴァントへ
桟橋までは少し歩くので この寒い時期にはガウンがあるといい
常連さんはさすが みんなちゃんと着ていた
他にもこの時期は サンダル(サーフブーツ) ・帽子・手袋の持参をお勧めする
それぞれ水の中でも着用可能なものだと更に良い久しぶりのアヴァント
この時 順さんに撮影をお願いしていた為 心の中でいつも以上に気合いを入れてイン
動画では平然を装っていいるが 実際はめっちゃ耐えたw
いやあ 本当 よく声を出さずに入れたなと思うwアヴァントはとにかくあがった後のデトックス感が特別だ!
身体のすべての機能を使って 身体の中から湧き上がってくる熱
そして 身体に蓄積されている不要なものが外に向かっているのがわかる
この感覚がたまらない
クセになるんだよな アヴァントサウナとの温度差(海水も外気も)のあるこの時期は 特に上記の感覚が増してくる
夏のように長く泳ぐことも外気浴を楽しむこともできないが
身体感覚は特別!
夏と冬では同じサウナでも楽しみの根本が違うのかもな
寒さを感じる前に2セット目へこの日の僕の体調 心地よさを感じるのは2セットだった
日によって当然体調も異なる
無理せずにその日のベストで締めるのが僕流
これが最高にととのう秘訣だ
モイモーイ
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